いつもご訪問くださる方、そして初めましての方も、当ブログへお越しいただきありがとうございます。あーちょりん( @achorinrin)です。
産後は育児に専念ということで、随分とご無沙汰をしておりました。
娘はまだまだ手の掛かる年齢なので、産前のような更新頻度には今後もしばらくは戻れませんが、月に1〜2回ほどのペースで無理なく更新していければいいなという気持ちでブログを再開してみました。これからは育児に関する記事が多くなってくると思いますので、以前とはブログの雰囲気がかなり変わってくるかもしれませんが、今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。
それでは、育休明け初の投稿は、さっそく育児に関する記事をお届けしたいと思います。
絵本好きな子から読書好きな人へと成長してほしい
「心の成長」「想像力が身に付く」「集中力アップ」など、読み聞かせには様々な効果があると言われています。私が娘に絵本を読んでもらいたいと思ったのはそういった効果を期待してというのはもちろんですが、更にその先の「大きくなった時に(大人になってからも)読書が好きな人であってほしい」という思いもあったからです。
今でこそ読書好きな私ですが、読書が好きになったのは20代後半の頃で、それまでは読書はとても苦手でした。自身が幼児期の頃を振り返ってみると絵本を読んでいた記憶がほとんどなく、もしかすると「小さな頃に絵本に親しんでいれば、その後の読書にも抵抗がなくなるのではないか」と考えました。そして、嬉しいことに娘(1歳)は絵本が大好きな子に育ってくれています。
子供に絵本好きになってもらうためには、やはり絵本選びがとても重要だと思います。
というわけで、ここからは私が実際に娘に読み聞かせをしてみて娘の反応がとても良かった絵本をご紹介していきたいと思います。
1歳児におすすめの絵本8選
0さい~4さい こどもずかん 英語つき|学研プラス
今回ご紹介する8選の絵本の中で、うちの娘が最もハマったのはこの『こどもずかん』です。どこの部屋へ移動をするにも常に持ち歩く程のお気に入りで、購入からは随分と経ち所持する絵本の数も増えてきましたが、そんな今でも「いちばん好きな絵本はどぉれ?」と聞くとこの絵本だと答えます。
- 絵がかわいい
- 動物、乗り物、食べ物、色等々、いろんな種類のものの名前を覚えられる
うちの娘は、このずかんで身体の部位(手、足、目、鼻など)の名前を覚えましたし、野菜や果物の名前、虫の名前、色の名前等々、本当に様々な種類のものの名前を覚えさせてもらいました。娘自身も覚えられることがものすごく嬉しかったようで、毎日毎日本当に楽しそうに熱心にこのずかんを開いていましたよ。ものの名前を覚えてくれると日常生活での会話もとてもやりやすくなってくるので、このずかんは親目線からもイチオシで本当に買ってよかったと思える一冊です。
これからご購入をお考えであれば、パワーアップベスト版の「よくばりバージョン」の方がおすすめかもしれません。(私は購入前のリサーチ不足で通常版を購入してしまいましたので…)
おむつのなか、みせてみせて!|パイ インターナショナル
この『おむつのなか、みせてみせて!』は、ここ最近いちばん読んでと娘が持ってくる絵本です。
- いろんな動物たちのおむつをめくってみるという仕掛けが面白い
- トイトレに効果あり!(個人差あり)
いろんな動物たちのおむつをめくって中を見るという仕掛けがうちの娘にはツボだったようで、いつもおむつをめくるために読んでいるような感じです(笑)。ただ面白いだけではなくて、うちの娘はプラスもう一冊の絵本とを組み合わせた読み聞かせで、う○ちのみですが1歳半でおむつを9割ほど卒業することができました!遊びに夢中になっている時などは黙っておむつにしてしまうこともまだあるので、100%卒業まではあともう一息ですね。
ちなみに、もう一冊の絵本とはこちらの絵本です↓↓
『おむつのなか、みせてみせて!』も『トイレですっきり』も、どちらもう○ちにスポットを当てたトイトレ本なので、おし○こにスポットを当てた絵本も近々購入予定。絵本の力を借りて、焦らず気負わず気長におむつ卒業を目指したいと思います。
きんぎょがにげた|福音館書店
昨年のクリスマスにプレゼントとして娘に3冊の絵本を贈ったのですが、この『きんぎょがにげた』はそのうちの1冊です。贈った当初は全くといっていいほど興味を示してもらえなかったのですが、きんぎょを指差して「きんぎょ!」ページをめくってまたきんぎょを指差して「きんぎょ!」という風に、ページをめっくては「これがきんぎょだよ」「ここにきんぎょがいるよ」というのを教える日々を続けていたらこの絵本がどういう絵本なのかを理解したようで、そこからは娘の大好きな一冊となりました。
- 「きんぎょが逃げる→逃げたきんぎょを探して見つける→また逃げる→また探して見つける」といった風に、探す楽しさと見つけた時の喜びを感じてもらいながら親子で楽しく読むことができる
2才〜4才向けの絵本となっていますが、だからといって1歳児には難しすぎるということはないと思います。うちの娘は毎日楽しそうに読んでいますし、まだまだ飽きがくる気配もないので長く付き合える一冊となりそうです。
だるまさんシリーズ「が・の・と」(3冊ケース入り)|ブロンズ新社
この『だるまさんシリーズ』は、絵本好き且つなぜだかだるまが好きな娘に義両親からプレゼントしていただきました。
- ちょっとしたオノマトペ(擬音語、擬態語、擬声語)を覚えられる
一言ネタ集のような感じなので、読み聞かせ初心者でも面白さを演出しながら読んであげやすいと思います。
誕生日やクリスマスなどのプレゼントにはシリーズセットがおすすめですが、自分の子供に試しに買ってみようかな…というような場合には単品購入がおすすめかもしれません。その方が、万が一気に入ってもらえなかった場合でも気持ちとお財布のダメージが少なくて済むので(笑)。
コロちゃんはどこ?|評論社
この絵本も、昨年のクリスマスプレゼントで娘に贈ったうちの1冊です。そして、この絵本も贈った当初はあまり興味を示してくれなかったのですが、1歳3ヶ月になった辺りから急に毎日のように読んでと持ってくるようになりました。
- 家中のいろんなところを開けてコロちゃんを探し回る(いろんな動物が出てくる)という仕掛けが楽しい
コロちゃんがなかなか見つからないので、最後に見つかった時に「やっと見つかった!」という達成感を感じられるのも子供が読みたくなるポイントなのかなと思います。(うちの娘はコロちゃんが見つかるページでいつも拍手をしますよ!〔笑〕)
たべるのだあれ?|東京書店
この絵本も、義両親から娘にプレゼントしていただきました。先にご紹介した絵本の中にも仕掛け絵本はありましたが、今回ご紹介する中ではこの絵本の仕掛けが最も手の込んだもので、飛び出す絵本の部類に入ります。
- とにかくページをめくる(動かす)のが楽しい
仕掛け絵本もこのレベルになってくると、絵本というよりおもちゃ感覚になりますね。
うちの娘は物の仕組みがとても気になる性格で、気になる物は構造を確かめようと分解しようとします(汗)。この絵本もその対象になってしまい、各ページ随分と破壊されてしまいました…。そんな感じに1歳児の食いつきは抜群です(笑)。読んでいるというよりは遊んでいる感覚なので、絵本に興味を示しにくい子供への読み聞かせ導入本にも良いと思います。
我が家の『たべるのだあれ?』は、テープ補修で何とかしかけを修復→また破壊→再修復→また破壊…を繰り返しつつ、現在も娘に選ばれることの多い一冊となっています。
おめんです|偕成社
この絵本も、昨年のクリスマスプレゼントで娘に贈ったうちの1冊で、この『おめんです』は贈った当初から娘に大ヒットしました。
- 色使いがカラフルで、それだけで1歳児の目を引く
- 誰がおめんを被っているのか、おめんをめくってみる仕掛けが楽しい
私が購入した書店では2歳児におすすめの絵本コーナーに置かれていたので、まだ早いのかな?…と選ぶ際はかなり迷ったのですが、それでも「娘が好きそう」という直感を信じて購入し大正解でした。
和風のちょっと怖そうなおめんをめくると可愛い動物が現れるという「怖い→可愛い」のギャップも良く、それがおめんをめくりたくなる気持ちを更に後押しするのかもしれませんね。
余談になりますが、この絵本で鬼のおめんを見慣れていたからか、初めての節分の日に見た鬼のおめんを娘は全く怖がりませんでした(笑)。
NEWウォーリーをさがせ!|フレーベル館
この絵本に関しては、完全に対象年齢からは外れている(早過ぎる)と思われるかもしれませんが、
- 『NEW ウォーリーをさがせ!』は「きんぎょがにげた」の難しいバージョンのようなものだと思ったので、「きんぎょがにげた」が大好きだけど簡単になりすぎてしまっているうちの娘はきっと好きだしハマるはず
- 日常生活の中でも同じもの(マーク、記号、ロゴ等々)を探して見つけるのが大好きな娘はきっと好きだしハマるはず
日頃の娘の様子や性格からそう判断し、これはもう完全に親の勘のようなもので試しに購入し読ませてみました。 結果は大正解で、ウォーリーだけでなく他の登場人物やアイテムの名前と在り処まですっかりと覚えてしまいました。 ウォーリーをさがせ!はシリーズ本なので、我が家ではこの絵本はこれから集めていくことになりました。
【非売品】よく読む無料の絵本
『ティーくんのちいさなおうち』は、1歳半健診の時に様々な案内のプリント類と共にいただいた冊子タイプの絵本です。乳歯から永久歯へと生え変わる流れを物語形式で教えてくれる絵本で、うちの娘はなぜだかこの絵本が大好き。いただいた日から毎日のように読み聞かせていてボロボロになってしまい、テープで補修しながら今もなお娘のお気に入りです。
『さかなクンとうみのなかのがっこう』は、マクドナルドのハッピーセットに付いてくるおもちゃ(絵本)です。マクドナルドのデビュー時期に関しては色々な意見があると思いますが、そこは今回は置いておきますね。
この絵本の物語を要約すると「みんなが広い世界に目を向けて自分が楽しいと思えることに夢中になればいじめはなくなる」といった感じの内容で、1歳児に読み聞かせて理解できる部分というのはさすがにかなり少ないとは思うのですが、それでも娘はいつも熱心に見聞きしています。8選の中でご紹介した「おめんです」のように色使いがカラフルなところも娘が手に取りたくなる要因な気がしますし、海の生き物たちのかわいい絵がたくさん出てくるのがとても楽しい様子で、時には登場するさかなクンの表情のマネをしたりと1歳児なりの(娘なりの)楽しみ方をしていますよ。もう少し大きくなって物語の内容も理解できる頃になればまた違った読み方をするようになると思いますし、食事に付いてくるおまけ的な絵本なので正直期待はしていなかったのですが(失礼しました…)、良い意味で期待を裏切ってくれた一冊でした。
こういったおまけ的な絵本はコンパクトで軽いものが多いので、お出かけする際のぐずり対策アイテムとして持ち歩くのにも便利で何気に重宝しますよ!
おわりに
コロナ禍の現在は、子供と一緒に書店へ行って実物(サンプル本)を見ながら本人が気に入ったものを購入するという選び方をするのがなかなか難しいですよね。そんなごくごく普通の絵本の選び方ができる日常が早く戻ってくるといいなと思います。
娘の本格的な読み聞かせデビューは0歳4ヶ月の頃だったのですが、初めは絵本の選び方が分からなくて、とにかく何才向けの絵本なのかということだけを頼りに選んでいました。そして、娘に何冊もの絵本を読み聞かせてきた現在の私の絵本の選び方は「親の勘」というものになりました。絵本の選び方を知りたいと思っている方には役立たない答えかもしれませんが、結局のところは我が子がどのような絵本を好むのかは「本人を除けば親がいちばんよく知っている」という風に思うのです。ですので、気になった絵本の対象年齢と自分の子供の年齢が例え相違していても、我が子が好みそうと感じたならその感を信じて是非購入してみてほしいと思います。