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「高齢者をどのように避難させるか」が今後の課題【台風19号】

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いつも訪問してくださる方、そして、初めましての方も、当ブログへお越しいただきありがとうございます。あーちょりん(@achorinrin)です。

今回の台風19号は、本当にとんでもなかったですね。

私の住む地域では、停電や断水になることなく、家族も皆無事で台風を切り抜けることが出来ました。

台風19号

この3連休は、台風19号のことで頭が一杯でした。台風が通り過ぎた後も河川の増水が続き、13日の夕方を過ぎた頃にも避難指示が発令されたりと、完全に安心をすることが出来たのは14日になってからでした。

避難指示が出た時に起こった事

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9月12日の午後、台風19号の影響により、我が家の住む地域でも「避難準備・高齢者等避難開始」が発令されました。

我が家には、90オーバーの超高齢者(義祖父)がおり、足も悪いので、指示が出たからには一刻も早く避難をさせたいところです。

ところが、「絶対に行かない!!」という発言が飛び出しました。
義祖父だけを置いて、皆は逃げろと言うのです。

一人を置いては行けないだろうよ・・・。

死んでもいい。皆さんのことは、決して恨みはしませんから。

・・・。

義父(義祖父にとっては息子)が説得しようとしても、旦那くん(義祖父にとっては孫)が説得しようとしても、義祖父は頑なに「行かない」「死んでもいい」「皆の事は恨まない」を繰り返すばかりでした。

避難する事を拒んだ理由

義祖父は、数年前の怪我で足を悪くし、それ以降は自分一人で歩く事も、トイレに行く事も厳しい状態です。自宅での歩行は必ず誰かの補助が必要で、外出時は車椅子が必要です。

それなので、避難所へ行ったとしても、そこでうまく過ごせる(周囲に迷惑をかけないで過ごす)自信が無く、だから避難所へはどうしても行きたくないとの事でした。

せめて2階へとお願いするも

1階に居るのは危険なので、せめて2階で過ごしてほしいとお願いしましたが、その提案さえも拒まれてしまいました。

旦那くんから告げられた事

義祖父(旦那くんにとっては祖父)を説得できずに終わり、どうしようかと旦那くんとふたりで話していた時、

もし本当に、じいちゃんだけを残して避難するという流れになった時には、俺だけは残るから。俺はどうとでもなるからさ!

ということを言われました。

私からすれば、「冗談じゃないわよ!」という話です。
最初は冷静に、どうすればいいかな…と考えていても、こうなってくると、義祖父に対して苛立ちを感じ始めてきてしまいます。

冷たい人間だと思われるかもしれませんが、ちゃんと避難しようとしている人までがどうして巻き沿いにならなければならないのか、義祖父さえ「避難する」と言ってくれれば何の問題もなく事が進むのに、なぜこの緊急時に問題を更に増やすのか、本当に何とも言えない気持ちになりました。

結果的には

「避難準備・高齢者等避難開始」が発令されてから、それ以上に警戒レベルが上がらないでくれたので、家族全員が在宅避難で、何とか無事に危険な時をやり過ごす事が出来ました。

この事を踏まえて

たとえ緊急時であっても、高齢者は「避難しない!」と言い出す場合があるので、地震のように突然起こる災害の場合はどうしようもありませんが、台風など数日前から危険日を予測できる場合の時は、予測日の1〜2日前には、安全な地域に住む親戚の家へ連れて行って、そちらで避難させてもらうようにした方が良いと思いました(数日避難させてもらえるかどうか、親戚側への事前確認も必要ですね)。

おわりに

義祖父の気持ちも分からないわけではないんです。 若くて健康な状態の人でも、避難所での生活は厳しいものだと思います。ストレスで体調を崩してしまう場合もあります。それが、高齢者で要介護状態であれば、尚更辛いと思います。私自身も、避難所にお世話にならずに済むならその方が良いと思います。

今回は、在宅避難で何とか無事に台風をやり過ごすことが出来ましたが、これがもし全員避難指示となっていた時、我が家はどうなっていたのでしょうか…。本当に、無事にやり過ごせて良かったと心から思います。

家族が団結しなければならない緊急時に、我が家のように揉めてしまってはいけませんね。高齢者と同居されている方は、緊急時に高齢者をどのように避難させるか、日頃から話し合って(本人の希望も確認して)決めておくことをおすすめします。

そんなこんなで、
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!

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