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不妊を乗り越えコロナ禍での妊娠|高齢出産でも元気な赤ちゃんを授かることができました!

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いつもご訪問くださる方、そして初めましての方も、当ブログへお越しいただきありがとうございます。あーちょりん( @achorinrin)です。

私事ではございますが、この度、我が家に新しい家族が増えました。

妊娠後の安定期に入ったタイミングなど、もっと早い段階でご報告をさせていただきたいという気持ちもありましたが、高齢での妊娠・出産は多くのリスクが伴い、実際に元気に生まれてきてくれるまではどうなるか…という不安が大きかったため、出産後のご報告とさせていただきました。

こうして無事にご報告をさせていただける日が迎えられたことを心より嬉しく思います。

7年の不妊期間を経て

過去の記事で何度か気持ちを吐露したことがあるので、読者様の中にはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私達夫婦は、結婚してからこれまでずっと子供を授かることができませんでした。

毎年「今年こそは」と新年を迎えては、叶わずに落ち込んで迎える年末を繰り返し、気が付けば不妊歴も8年目を迎えようとしていた時、ようやく第一子を授かることができました。

繰り返し試みた人工授精と体外受精は全て不成功に終わり、精神的にも経済的にも限界を感じて不妊治療をやめると決断した直後の、奇跡の自然妊娠でした。

コロナ禍でも妊娠は嬉しかった

やっとの思いで妊娠することができたのに、世の中は新型コロナウイルスという未知のウイルスが猛威をふるい始めたタイミング。

何というタイミングで妊娠したのだろう…と、妊娠が判明した時こそ思いはしましたが、それでも「やっと妊娠することができた!!」という喜びの方が格段に大きかったため、妊娠に対する新型コロナウイルスへの不安で気持ちがいっぱいになってしまうことはありませんでした。

とにかく感染しないように生活をする。

ただただそれだけを意識して、妊娠期間を過ごしました。

コロナ禍の影響

平常時の妊娠経験が私にはないので、その場合との比較はできませんが、「コロナ対策のため」という理由でできなかったこと、逆にやらなければならなかったこと等が色々とありました。

私の場合の体験談(私の掛かり付けの産院で行われていたこと等)を、ここに記録として残しておきたいと思います。

不安・不便・大変・残念 だったこと

妊婦健診で2項目が中止に

私の掛かり付けの産院では、腹囲と子宮底の測定が新型コロナウイルスの影響で中止となっていました。

検査項目が減るって大丈夫なのだろうか…と心配になりましたが、産婦人科ガイドラインでは超音波エコーを実施すれば省略可能とされている項目なのだそうです。

診察室への同席不可

妊婦健診の際に、夫が診察室へ同席をすることはできませんでした。

エコーのモニターを一度も夫と一緒に見ることができなかったのはとても残念でした。

(モニターをスマホで動画撮影させていただくことはできたので、夫にはそれを見てもらっていました)

自宅でもマスクを着用

掛かり付けの産院からの指示で、妊娠期間中は自宅でもマスクを着用して過ごしました。

我が家は家族の人数が多い方なので(義実家同居生活のため)、妊娠期間中は家族全員で食卓を囲む機会を無くし、食事以外の場面でも家族とは近距離で接しないようにして過ごしました。

母親学級の休止

本来ならば産院で開催されているはずの母親学級が、新型コロナウイルスの影響で休止となっており、受講することができませんでした。

家族全員が毎日検温

妊娠34週目から、同居家族全員の朝夕毎日の検温が規則となっていました。

里帰り出産ができない

義実家で同居生活をしている私に里帰り出産の選択肢などありませんでしたが、実家が遠方で里帰り出産を希望されていた方は、よほどの事情がない限りは帰省ができなかったと思うので辛かったと思います。

入院時にPCR検査

出産入院時にPCR検査を受けました。

出産時の立会い不可

夫に立ち会ってもらえると心強いと思っていましたが、叶いませんでした。

入院中の面会不可

入院中の面会も一切不可で、陣痛開始で産院へ送り届けてもらった後、次に夫に会えたのは退院時でした。

入院中の洗濯物の受け渡し等は看護師さんを介してであれば可能でしたが、少し手間なように感じたので、パジャマやタオル類はレンタルを利用しました。(下着類は日数分より少し多めくらいを入院時にまとめて持参しておきました)

入院期間中、ずっと夫に会えないのはやはりちょっと寂しかったです。

無事に元気に生まれてきてくれたことの喜びを、退院の日まで夫と分かち合えないでいるのはとても残念でした。(写真を送ったりはしていました)

助けられたこと

特別定額給付金の受給

1人につき10万円を支給していただけたのは本当にありがたかったです。

高齢妊娠の場合に任意で受ける検査(胎児の染色体異常検査)があり、事前に調べられることは調べておきたいと思った私はその検査を受けたのですが(検査費用は12〜13万円)、その費用を特別定額給付金で賄うことができ本当に助かりました。

夫の会社が時短勤務になった

リモートワークとまではいかなかったものの、時間差通勤等の影響で勤務時間が短くなり、夫の在宅時間が通常より長くなりました。

それによって、多くの家事を夫が手掛けてくれたことは本当に助かりました。

出産後の現在も夫の時短勤務は続いていて、産後の身体をゆっくりと休ませてもらうことができているので本当に感謝しています。

新生児(臨時)特別(定額)給付金の受給

私の住む地域での受給額は、他の地域に比べると多くはない金額のようですが、それでもありがたいです。

今回の妊娠で気をつけたこと

適齢期での妊娠に比べ様々なリスクが高くなると言われている高齢での妊娠・出産だったので、新型コロナウイルスのことが無ければ、そのことを心配する気持ちが一番大きかっただろうと思います。ですが、今年は前例の無い異常な世の中(コロナ禍)だったので、とにかく新型コロナウイルスに感染しないということが最大の注意事項でした。

一番の安全策は出掛けない(人と接しない)こと以外に無いと思ったので、妊娠期間中はほとんど出掛けずに過ごしました。こんなに家から出なかった年は過去にありません。

新型コロナウイルスは、感染していても無症状であるパターンもありますから、軽率な行動は危険です(万が一自分がそのような感染者になってしまったら、同じ産院に通院している他の妊婦さん達にも影響してしまいます)。

ネットで購入可能な物はネットで購入し(置き配指定)、ごくたまに気分転換のために出掛けたとしても人の多い場所は避け、お店へ行った場合は、目的のお店が混雑していれば空いている他のお店を探して回り、状況によっては夫のみが入店し私は車で待機していたり、空いているお店が見つからなければ諦めて帰ったり。

妊娠中の運動としてウォーキングをしたいと思っていましたが、とにかく外に出ることが危険(感染リスク)なように思えて怖くて、それさえも控えていました。

妊娠で日常生活の運動レベルが落ちてしまっている(家事など、何をするにも妊娠していない時のようにテキパキとは動けない)上に、ほとんど出掛けることができずに過ごした10ヶ月間で(スーパーへのお買い物にすら出掛けられず、歩く機会が極端に減少)、極度の運動不足に陥ってしまったことは言うまでもありませんが、新型コロナウイルスに感染することなく無事に出産日を迎えられた(出産を終えることができた)ことにただただほっとするばかりでした。

あまりの運動不足に、出産時の体力はもつだろうか…と不安になってはいましたが、何とか無事に出産を終えることができて本当に本当に安心しました。

産後のこれからは、安静期間を終えた後は、育児の為に必要な体力と筋力を回復すべく、自宅で可能な運動を夫の協力を得ながら取り入れて頑張りたいと思います。

おわりに

未だ終息の兆しが見えてこないコロナ禍の中、こうして無事に妊娠期間を過ごし、無事に出産を終えることができたのは、万全なコロナ対策を行ってくださった産院とそのスタッフの方々、そして協力をしてくれた家族のお蔭だと思います。私の出産に携わってくださった全ての方々に、心から感謝です。

そして、お腹の中で元気に育ち、こうして無事に元気に生まれてきてくれた赤ちゃんにも本当に本当に感謝です。

この年齢からの育児スタートは大変なことも多々ありそうですが(特に体力の面で)、気負い過ぎず、私自身が我が子からたくさんのことを学ばせてもらいながら、これからの新鮮な毎日を楽しんでいこうと思います。

長文となってしまいましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。

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